2010年 03月 10日
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2010年 03月 10日
2010年 03月 04日
更新が滞っておりますが、ご想像通り(?)仕事でいっぱいいっぱいになっております。今は韓国出張でソウルに来てます。
ここ一ヶ月は半分くらい家を空けており家庭崩壊しないか心配です・・・。ようやく明日の便でおうちに帰れるので、テンション高めです。この勢いでさくっとUpdateを。 ▼出張の飛行機で観た映画6本。ベストは「Click!」! 他に観たのは、「Kaiji」,「2012」,「マジック・アワー」,「Astroboy」,「Surrogate」。 それぞれ面白いかったですが、刺さった映画は「Click!」ですね。以下ネタバレありです。 きっとそんなにお金かかってない映画です。 主人公は時間を早送りするリモコンを入手するんです。 で、お決まりのようにいやな時間を飛ばしたり、うれしいことが起こる瞬間まで時間を早送りしたり、やりたい放題するんですが、最後にしっぺ返しを食らうという話です。 なぜ刺さるかというと、この「めんどくさいと感じる時間」を「早送りしたいと願う」ことは日常生活においてあまりにありふれいて気づきにくいのですが、人生の質を著しく低下させるかなり罪深い願いであると教えてくれるからです。 皆さんにも、仕事であれば、慣れきってしまったルーティーンであったり、エンドレスで今日あったことを話してくる家族であったり、うっとうしい両親からの電話であったり、家事であったり。まぁ、ひとそれぞれすっ飛ばしてしまいたいなと感じることはあるかもしれませんが、そういう日常の中の積み重ねが人生なのですよーと、ささやかれた気分です。 映画の中では、リモコンで時間を早送りしている間の記憶はないので、例えば自分の昇進パーティーのシーンにいきなり飛んだり、息子が大きくなっていたりするわけですが、一言でいうと幸せであるはずのシーンがものすごく空虚に感じられるんです。 PRGで言えばHPぎりぎりでボスを倒す瞬間とか、はぐれメタルを探してダンジョンをさまよう時間とか、そいいうプロセスも含めて「幸福感」とか「達成感」て醸成されるんだよなということを再確認しました。 生き急ぎがちな僕の周りの友人知人にも見てほしい。同じように感じる保障はありませんが。 次点は「Kaiji」と「マジック・アワー」ですね。三谷幸喜さん最高。何回見ても笑える。 「Surrogate」は微妙でした。「2012」は映像と着想は悪くないけど、あまりに洋画アクション物の定石を踏みすぎて胃がもたれました。 ▼憧れの小飼弾氏からTwitterでダイレクトメッセージを貰う なぜ?!と思ったら; 「Twitterのアカウントがのっとられ、フォローいただいている200名弱の方にアダルトメッセージを送ったため」 でした。はは。 こんなこと初めてです。バイアグラのURLを見せながら、「俺はこれで毎晩イケイケだぜ!」って書いてあった…悲劇。ダイレクトメッセージ消去して、パスワード変えて、ごめんなさいしました。みなさんもお気をつけください。 しかし二万人にフォローされながらこんな小さなハプニングもちゃんとケアしてらっしゃるとは驚きでした。 ![]() ▼仕事って終わりなきラリー 仕事は終わりなきラリーであると最近思う。製品を出すまでは各部署代表の集まったチーム内で、各部署は外部のAgencyとラリーを続ける。商品が出れば、次は市場との対話。うまくいったことうまくいかなかったことを聞いて、またチーム内・チーム⇔マネジメント間のラリーに戻る。というのを延々と続けているわけです。 という立ち位置で見ると、仕事のアウトプットのクオリティーも言うまでもなく大事なのだけど、それと同じくらい「フローをとめないこと」が大事だなと。もっと言うと、「フローを大きく・スムーズに流すことに貢献すること」か。 大きく振りかぶる必要とかあまりないんだなぁと。個々の分析とかもそうだし、会議の発言とかもそうだなと。自分に「最終回答」を求められている状況は、本当に少ない。自分の立場で、経験で、頭で、自然に思ったことを「今の時点でのベストの回答」としてポン出すことでDiscussionが深まり、Betterな解決策に近づくことに貢献する。それでいいんだなと。というか、大企業の細分化された業務の中で、自分ひとりの力でベストの解決策を見つけるとか、不可能。 言葉にすると当たり前だけど、今まであまりに力んでいたことに最近気づきました。 シンガポールはみんな”ものすごく”しゃべるので、余計に力みが取れてよかったかもです。 おふろ入って仕事して寝ます。 明日は花金ですね!るんるん。
2010年 02月 27日
何か始めようとして、「いや、でもおれリーマンだし」という言い訳で逃げたことはありませんか。勤め人であってもやりたいことはできるんだ!という例を間近に見たので二つ紹介。4月にデビューしたIori君もいますが、さらに二つ。
1. 「リーマンマイク」のライブ 大学の先輩と遊ぶ予定で集合場所を確認したら原宿のライブハウスを指定され、そこで出会い?ました。ジャンルはHipHopになるんでしょうか。Funky Monkey Babiesとクチロロを足して二で割った感じ。ロックのトラックとかはちょっと前のドラゴンアッシュっぽくもある。キャッチ―だったのでそう感じただけかもですが。造詣が浅くて申し訳ないけど、ノれます。 ![]() メンバーは全員会社の同期だそう。そして多忙で有名な某大手広告代理店5年目。 音楽をやってらっしゃる方なら分かると思いますが、アイデアを人前で発表する形に仕上げて、練習して、発表するというプロセスはものすごくエネルギーを使います。それぞれ得意な分野と苦手な分野があると思いますが、特にチケットを捌くのは結構大変。 例えば僕が日本にいるときに同じ事をやろうと思ったら、一回当たり3キロくらい体重を減らしたことでしょう。まぁ、同時にチームでトラックを仕上げる喜びには何物にも代えがたいものがあるし、ステージが終わると苦労はきれいさっぱり忘れているものですが。 余談はさておき、リーマンマイクは「内輪だけでライブをする」という域を超えて、内外のあらゆるツテを駆使しガチでプロデビューの道を探っているらしいです。直近のトラックは以下。"極東から~"のフレーズが個人的に好きです。 2. 大手企業勤務の先輩と、起業した先輩のビジネスコラボ こちらは上記のようなステージの上で発表するような類のものではないのですが、個人ベースのつながりって大事だなと思ったケース。一件話がまとまったらしいのですが、聞くと金額が数千万円。 僕の会社での仕事が(社内での営業活動に準ずる行為はあったとしても)基本的に営業というフェーズがない職務であるので余計に、「仕事を取ってくる」また「発注する」というプロセスが前例のないところに起きることに大きな感動を覚えました。 起業された先輩の方は3年目で、社会人の先輩は4年目。決してベテランや老練な層ではない、むしろ中堅と呼ぶにもまだ早いかもしれない段階でサラリーマンとして大きな仕事を0ベースで創ったというのはスゴイことだと思います。 二つのケースに共通するのは、企業に勤めているという事を何かができないという「言い訳」として使うのではなくて自分のしたいことを実現するための「踏み台・きっかけ」として最大限利用していること。 さぁ、僕には何ができる。
2010年 02月 22日
![]() ちなみに原作は2年ほど前に読みました。ストーリーのリマインドは以下から。 サヨナライツカ - goo 映画PVの様な映画でした。中山美穂(真中沓子)、西島秀俊(東垣内豊) 、石田ゆり子(尋末光子)の配役はなかなか良く、また25年前のバンコクを再現したというセットと美しい町並み、130年の歴史の中で初めて許可されたというマンダリン・オリエンタル内の雰囲気などは鑑賞の価値があります。特に序盤の中山美穂と、中盤の石田ゆり子は必見です。 裏を返すと、脚本に関しては原作を読まないと理解に苦しむであろう部分が多くあり、また細かい設定の説明を省かれております。このことで例えば「必然」として語られるべき部分が「真中沓子の気まぐれ」として流されてしまう可能性のある荒い脚本だと感じました。ここの解釈を観客に委ねると、沓子の行動や言葉の重みが伝わらないのでは。 例えば①「真中沓子はなぜタイの高級ホテルのスィートで暮らしているのか」。 また、②「なぜ25年たった後の同じホテルでVIP担当として働いているのか」をきちんと加えるだけでぜんぜん違う。 記憶している限りの原作では…①大金持ちと結婚したが離婚を迫られ、承諾する代わりに多額の慰謝料を貰ったから(これについてはレストランのシーンで”軽く”触れられていた気がする),②その慰謝料を使い果たしてしまい、慣れ親しんだホテルに雇ってもらったから。 関連して、③なぜ唐突に沓子はただの知り合いに過ぎない豊の家を訪れて誘惑したのか。これは、別れた夫に見せ付けるための相手を探していたからで、近くに結婚するという制限時間を持った状況にある豊を選ぶことで、元夫に対して後腐れない復習を遂げるため。 この辺りの説明は丁寧なほうがよかったと思います。じゃないと沓子が単なる金と暇を持て余した淫乱に…(ある意味正しいけど)。こういった前提説明の不足に加えて、婚約者の光子がタイに来る直前までの沓子と豊の間のなんとも言えない緊迫した雰囲気な、25年後の沓子の惨めさや手紙に思いをこめる慎ましさなど物語の核となる部分の心理描写も小説ほどは迫ってきませんでした。 25年後のメイクとか、その辺りはまぁマイナーポイントとして目を瞑るとして、沓子が金と美貌を失いながら一人の女性として豊を思い続けるという一点については、雰囲気や個々のラブシーンなどの演出に頼らずにきちんと伝わるようにしてほしかったなぁと思いました。 ***** 小説の映画化って難しい。 もう一回原作を読みたいなと思いました。 ちなみにエンドロールでは韓国・日本・タイの参加国が対等に扱われており、日本で生まれた原作が韓国人の監督の手によって、4ヶ国語が飛び交うタイの現場で世界公開を視野に入れながら作られたという経緯は興味深かったです。 ・サヨナライツカ ・監督;イ・ジェハン ・上映時間;134分
2010年 02月 20日
二ヶ月ぶりの日本帰国です。
「サヨナライツカ」、映画サイトのレーティングかなり…ですが観てきます。
2010年 02月 19日
つい最近まで中学受験がブログ・Twitter界ではホットでした。
そこから派生し、学歴と社会的および経済的な立ち位置との関連性にまで議論は及びました。ちなみに大学の偏差値と年収の関係性はこんな感じ。 金融日記の関連エントリ一覧はこちら。おもしろいので一読あれ。 ・中学受験こそ日本のエリート教育の本流、東大なんてクソ ・天才小学生たちはどこへ消えた? ・なぜ理系の秀才はみな医学部に行くのか? ―標準的ファイナンス理論からの考察― 読んでいて、学生の時にやっていた個別指導中学受験塾の講師の仕事を思い出しました。 中学受験の世界は、高校3年生まで受験を知らなかった僕にとっては異世界でした。 ちなみに個別指導のすごいところは、親御さんの信頼を得て連携を深めてからにあります。子供のスケジュールを24時間睡眠時間を含めて計画・確認するのです。その子の問題を解決することに特化したPDSサイクルをすさまじい実行力で24時間使って回すのです。 実際に生徒ごとに24時間7日間の15分刻みのスケジュール表を配って行動を管理・確認してました(チーフ講師主導)。最終的に目標としている学校の入試問題の傾向と現在の状況から必要な事を逆算して考えられたプラン。しかし今考えると末恐ろしい…期間限定とはいえ、完全に自由がないわけです。 食事の時間、四字熟語を覚える時間、計算問題を解く時間…文字通り朝起きてから夜寝るまで、休憩の時間を含めて完全なる支配でした。年末になると、学校の授業中にどの教科をやるか…なんていう話まででるほど。 子供のサイドから見てもすごいですが、親御さんはもっと必死。毎日のように電話をかけていらっしゃるお母様、先生を変えろとしか言わない親御さん、冬期講習に100万円近いお金をポンと払う親御さん、年明けから急に我が子の状況が気になりだしパニックになって塾を訪れる御父さん。 そこで見た対照的な二人の生徒。 一人はこのような不毛地帯でいう壱岐のシベリア拘留並みの環境下でメキメキ力を付け、東大合格者数十人の都内私立へ進学。入塾したころは偏差値50にも満たなかった普通の小学生だったハズなのに、その後も勉強の習慣と快感を覚えたらしく中学一年で英検3級をとっていた。 彼にとっては、辛い受験はずの受験も本来自分の持つ資質を掘り起こし伸ばすには最良の環境だったのでしょう。PDSのサイクルを自分・親・先生の三本柱で超高速回転させた結果ウナギ登りであがる成績。快感だったろうと思います。 もう一人の生徒は、都内の有名小学校からの中学受験。入塾時の偏差値は60そこそこであったものの、大手集団塾の授業ペースについていけず個別指導へ。夏ごろまではそこそこの成績をキープしていたものの、受験が近づくにつれて宿題のやり残しが目立つようになった。 授業中に全くリアクションとらない、プラモデルの話しかしない、など年末に向けて危険なサインが出ていたものの、基本的に浪人の許されない中学受験という止まれない暴走列車に乗ったまま、妥協できる最低ライン(なんとか取り返せるであろう最大の譲歩)の勉強をなんとか続けるという日々が続きました。 チーフ講師、親御さん、社員を交えた面談が何回もなされ、彼のためのオーダーメイドカリキュラムは幾度となく上書きされたが、ついぞ彼が波に乗ることはなく受験は終わった。 公立校への進学が決まり肩を落としていた彼に「中学受験は確かに大事だけど、ここで人生の全てが決まるわけじゃないよ。」という旨を伝えたくて言葉を紡いだけれど、実質18歳の時に一度しか受験を経験したことのない僕の言葉は、無力だったのだろうと思う。 ***** 前者の生徒はがんばったから素晴らしくて、後者の生徒は結局受験と向き合えなかったからダメだとか、僕がこの経験を通じて思ったのはそういうことではありませんでした。 僕が知ったのは「環境というのはどれだけ完璧に整えても、所詮それは成功率を上げる一要因以上には成りえない」ということ。本人と環境の相乗効果の素晴らしさとともに、どれだけ力をつくしても当事者にはなれないという無力さ。 当事者以外の者はどこまで行っても「外野」であり、本人の特性ややる気を活かして結果を何倍にもするためのサポートはできても、本人に代わって努力することはできない。こうして言葉にすると当たり前ですが、あの一件以来、そこの線引きがより明確になった気がします。 ということで、僕は教育に関しては「みんながんばろうぜ!」という日本よりも「やりたいやつに思いっきりやらせようぜ!」というアメリカ的なスタイルの支持者なのでした。
2010年 02月 15日
人生には、ひとりひとりのストーリーがある。
生きるということは、テレビや雑誌で特集されたり、自叙伝を出版したり、田舎のおばあちゃんまでも知ってるような人生を送った人だけが持っている権利ではなくて、宇宙の誕生から137億年経ったこの地球という奇跡としか言いようのない生環境の恩恵を受け、名前をもらい祝福を受けながら生を受けた存在全てが持っているもの。 多くの人は、その波乱に満ちた一生を、ただ、語らないだけだ。 例えば日本は、65年前の敗戦から歴史上類を見ない経済発展を遂げ、2010年現在また類を見ない超高齢化社会という人類が踏み入れたことのない領域へと突入している。平均年齢70歳~80歳と言われる中、これほどの激動の社会を生き抜き、まだ自分の足で立っている人間がこれほどの数存在する国が今まであったか。生き抜くだけでも文字通り命がけだった時代を駆け抜けた人たちが見た景色を、われわれは本当に知ってるのか。 多くの老人は、その波乱に満ちた一生を、ただ、語らないだけだ。 世界に羽ばたける才能を持ちながら、乱世に埋もれていった者もいただろう。 他人に誇れるものは何もなかったが、運だけで生き残り幸せな家庭を築いた者もいただろう。 尊敬や賞賛を一身に受けながら、死の直前に自分の本当の夢に気づいたものもいただろう。 18歳で下した決断を、一生後悔した者もいただろう。 一生親を恨み続け、死の床に就いた者 親の顔を見たこともないのに、感謝の気持ちに満ちた心で生きて来た者 12歳で味わった達成感以上の快感をしらず一生の幕を閉じる者 自分より上の世界にも下の世界にも興味を持たずただ毎日を生きた者 嫉妬と自己憐憫に身を委ね道を踏み外した者 才能を信じ尽力したものの世に憚らなかった者 一生を自分の創った狂気の世界の中で閉じた者 … … もしもそれらの人が、自分の言葉で語る物語があったとして。 そこから何か自分の人生に意味のある示唆が得られないだろうか。 今まで語られかったストーリーを、綴じる冊子があったらどうだろう。 迷った時その冊子に触れることで、人間はもっと謙虚になれないだろうか。 もっと肯定的になれないだろうか。 もっと思いやりを持てないだろうか。 もっと自分のおかれた環境を、自分の価値を、才能を、信じられないだろうか。 なにより、もっと今日という一日、今という時間の価値を真剣に捉えるのではないだろう。 そうすることで、未来を恐れるのではなく、創ろうという意欲が生まれるのではないか。 皮肉たっぷりの諦めではなく、なるようにしかならないという明るい諦めをエネルギーにできないだろうか。 一日一話、いろんな普通の人の人生が5分で読めるストーリーになって携帯に届きます。 夢をかなえた人、諦めた人、貧乏な人、御金持な人、幸せな人、不幸せな人、ありのままの人生です。それを見て、自分の幸せを噛みしめるのも、勝負をかけるのも、自由。 生き方を変えたくなったら、同じような志を持った人たちの日常をStory bankによって覗くこともできます。そしてそんなあなたの人生が、また誰かほかの誰かの毎日を変える力を持っているのかもしれません。 Story bank.com. 後悔のない人生のために。 ***** こんなサービス、どうですか?
2010年 02月 14日
Twitter上で話題になってたので乗ってみる。図とか入れたり長めの文章の時はやっぱりブログだよね。
ワークアンドライフバランスを標榜する会社は増えて来たけど、ちょっと考えるとこの問題は余暇を増やしたり残業を減らしたり育児休暇制度の履行率を上げたりするだけで解決する問題じゃないことが分かる。 そもそも、高離職率とか職業人生が不幸せである状態は単に仕事の時間が長すぎることが単独の原因ではないから。仕事のアウトカムが期待値を下回ってしまう時の原因としては、大きく分けると以下の二種類の方向性に分けられると思う。 ①頑張りすぎやライフステージの変化による仕事の負荷のキャパ超えそれぞれについて見ていこう。 1.頑張りすぎやライフステージの変化による仕事の負荷のキャパ超え 上記のような制度上のサポートであったりする部分は、「仕事とのフィットがある」というのが大前提になっている。つまり、好きなんだけど頑張りすぎて普段は持っている創造的な問題解決ができなくなってしまったり、仕事以上に優先すべきこと(家族の事が多いと思うが)が頭から離れなくなるためにパフォーマンスが下がったり。 いわゆるホワイトカラーの仕事は、仕事の質と量のバランスが大事なので、自身にとっての負荷の最適値を外れるとあれれ?というようなパフォーマンスになってしまうことがあると思う。それが下の図でいうと"C"の象限に入る人たち。最適値は同じ人であっても常に変わる。 そもそもこの人たちは仕事は好きだし向いてるので、会社が負荷を調整することで"B"の象限に戻してあげればまた元気に働きだすし、会社を辞めたりすることはない。 逆にキャパに余裕があるのに無理やり仕事を取り上げられたりすると、"A"の象限の人も会社を辞めちゃうかもしれない。とにかく、部下を如何に"B"象限にキープできるかという上司の力量と、会社の制度との総合力で社員の活き活き度が変わるわけだ。 ![]() ではもう一つのパターン。 2.そもそもその仕事とのフィットがない 賢明な読者に皆さんには上のチャートを出したうえでこれ以上説明するのは野暮な気もするが…。 仮に今"F"の象限にいる社員がいたとしよう。じつは「仕事に対するストレス」とか、「会社に対しての不満」とか、表面上は"C"やともすると"A"の象限にいる社員とそっくりな様子が見られるかもしれない。 そこで心やさしい会社と上司が、「おお、そうか。君はライフアンドワークバランスが乱れているようだ。ここらで労働時間(僕はこの言葉が嫌いだ)を減らすことを許可し、産休についても3カ月多めにあげよう」と言ったとする。 これが"C"の社員であれば効果てきめん。離職される確率は大幅に下がり、ハイパフォーマーなスター社員に社の屋台骨でい続けてもらうことができるだろう。 ところがこの社員が"F"象限の社員であればどうだろう。"F"から"E"の象限に移っただけで、仕事の満足度は変わらない。だってもともと好きじゃないんだもん。さらに負担を減らして"D"の象限に移ったって結果は同じ。 こういう人は、ローテーションで仕事を変えてあげるか適性を生かせるような仕事のスタイルを身に付けられるようにじっくりコーチングしてあげるか、それでもだめならほかの職を探すものまた一考かもしれない。 これは、「ライフ&ワークフィッティングの問題」とでも言おうか。 なぜここで敢えてライフを入れたかというと、そもそもその人の人生のゴールや価値観、性格や物事の取り組むスタンス適性などを見極めないと解決しない問題だから。 逆にこの人たちも、一度フィットが見いだせればまさに水を得た魚のようにハイパフォーマーのなる可能性を秘めていると思う。 しかし難しいのは"C"と"D"~"F"の違いの見分けがきちんとできるかということと、"D"~"F"の象限にいる場合のそこからのリカバリーか。肝は、中間管理職がどれくらいきちんと部下に状態を把握しているか・自身のフィットに目をそむけずに仕事をしているかだと思います。
2010年 02月 13日
帰ってきてからもう一週間経ってしまいました。ランダムにポイントをば。
時間の余裕がないので行先はピンポイント狙い撃ちです。 ・バイク多すぎ 爆笑です。横断歩道で信号が青に変わる瞬間を待っていると、かなり面白い絵が見れます。一斉に動き出す瞬間はかなり壮観。インフラがいまいち整ってないせいか、区画のデザインがうまくできなくて職場と家、繁華街の距離感が遠くなってしまったが故なのか、それともTipping Pointをいびつな形で超えてしまったのか。原因は不明ですが台北は街中こんな感じ。 ![]() クレジットカードは韓国やシンガポールと比べると不便。お店でも高めの所以外は使えないし、マッサージでも使えなかったし、タクシーでも使えないです。国民の平均所得とか考えてもシンガポールと大きな差があると思えないのに、プラチナカードを乱発するシンガポールに比べて大人しい台湾。 外国人としてはあまりキャッシュでお金を持ち歩きたくないので、これはマイナスポイント。 後、片言ですら英語が通じない。ホテル以外では文字通り「全く」通じませんでした。むしろ日本語の方が通じる。でもみんな微妙になにかが欠けてる。Din Tai Fungでは御つりがなかなか出てこなかったので聞くと、「釣り?一階。」と素っ気なく返ってきた。 意味は通じるんだけど…。 ・(特に日本人に対してなのかは不明だけど) 人がめちゃくちゃ親切! 人がいいという話はなんとなしに聞いてたんですが、その通りでした。二日目に行きたかったレストランにたどり着けず迷ってしまい、メモ(ナプキンにボールペンでTaiwan Famous Restaurant/有名食事処と書いた紙)を警備員に見せると「あの人が詳しいから」と御茶屋さんを紹介される。お店の正確な名前と住所を書いたメモをくれた。 一通り歩いたとまた迷ってしまい、近くの靴屋に入ると、おばさんが接客中にも関わらず御茶屋さんのおじさんがくれたメモを見ながらお店まで徒歩で案内してくれた。みんないやな顔一つしないで良くしてくれる。気持ちをきちんと汲んでくれる人たちのようだ。 ・欣葉台菜の杏仁豆腐が神がかり的にうまい やばいっす。もちもちーってしてて、かといってしつこくまとわりつく感じでもないんです。杏仁豆腐特有のトゥルンとした感じは残ってるし…。頼もうとしたデザートが品切れだったためベンチのこのメニューが登場したんですが、補欠とは思えぬウマさ。南杏と北杏の黄金比率と、職人の一時間にわたる練り合わせ作業のなせる技らしいです。 ![]() ・台湾マッサージ、とにかく痛い… 地元の方に教えてもらった六星集股份というところに行ってみた。60分3000円のコースだったけど…まったく心休まらず。ゴキゴキやられてかなり弱った。一緒に行った人々も疲れていた様子。 服を脱いでペラペラのジャージに着替えた時が一番アルファ波出てた気がする。なんかあのおばちゃんも素人な気がしてきた…。 ・街の雰囲気は日本にそっくり 信号とか、ビルのくたびれた様子とか、曇り空とか。シンガポールと比べてしまってるからというのも若干ありそうだけど、冬の曇り空にそっくり。観光客もアジア人が多いため、若干閉鎖的な雰囲気も漂う。ちなみに気温は20度くらいなんで、Tシャツ一枚でもギリOKかな。ジャケットはあった方が良い。 新幹線とかも技術提供してるし、比較的規模の大きな地震も経験していることもあり、建造物やインフラに共通点が見られるのは納得かも。 次はプライベートでゆっくり行きたいっす。 _____ 欣葉台菜新光三越南西店 台北市南京西路12號(新光三越8F) 02-2523-6757 _____ 六星集股份有限公司八德分公司 台北市, 中山區, 八德路二段298號1樓至4樓 02-8772-2286
2010年 02月 12日
ランニング中にタクシーを拾えずに右往左往している観光客を多数目撃。
シンガポールは交通インフラが発達してるので、並びながらでもちょろんと8ケタの番号で予約するかSMSすればタクシーの予約なんて簡単にできるはずなのに、たくさんのひとがスタンドで待っている。12時前ということもありますが(12時を超えるとチャージが発生するためみんな12時直前は御客を乗せたがらない)、雰囲気的に地元の人じゃないんだよなー。 みんなもしかして、そういう基本的なことも知らない、もしくは、生活者ではないというだけで、このあたりの知識を得るまでの心理的・物理的な壁が結構大きいのか?という疑問が。 ガイドブックの類はすでに山ほど出てるし、ホテルのコンシェルジュとか、場合によってはクレジットカードのデスクなんて手もありますが、めんどくさいしなにより庶民としてた使いなれていないツールなわけです。 ***** で、空港でコンシェルジュ機能付き多言語の携帯を無料で渡したらいいんじゃないかと思った。地図とかちゃんとみれるようにある程度の大きさのディスプレイのあるやつ。「場所に迷った!」って時は住所と地図をSMSしてもらえばいいし、「こういう場所に行きたい!」って時は電話で相談。ローミングとかめんどくさいからもう配っちゃえ。無料だとみんな気軽にかつ豪快に使うはず。 欲しくないっすか?心細い海外の旅が一気に安心の旅に。 そもそも庶民としては、旅のスケジューリングや行くお店のブッキングなどのアレンジメントをしつつ主体として旅行を楽しむ…という、一人二役を負わされてるんですよね。台湾出張でロジ側にもタッチしてたため余計に感じます。こういうのが好きな人はいいですけどね。 資本ですが、①観光産業を支えるインフラとして政府がやっちゃう,②広告料を加盟店からもらう,③観光客が増加するシナリオを書いて航空会社グループからもらう…とか。 このコンシェルジュをやってくれる人間のキャラ&キャパが全てを決めそうですが、とりあえずシンガポールなら、狭いし行く場所も限られてるから実現できそう。
2010年 02月 11日
シンガポール航空使いまくりなのでメンバー登録しました。機内でどうしても寝てしまい、いつも首をたがってしまうしまうんですが何かよい解決法はないでしょうか…。
![]() ![]() ![]() ![]() クリスフライヤーのサイトは、とても使いやすいです。「マイトラベルプランナー」って項目があるんですが、自分のマイルでどこまで行けるかちゃっと出してくれて空席確認&予約もその場で可能。 以前貯めていたワールドパークスはほんとにひどかった。目的地を空港コード(アルファベット三文字の奴)で入れないと必要なマイルや空席確認ができないし、画面が超分かりにくい。かといって電話で予約すると5000円くらい追加徴収されるし。少しはマシになったんでしょうか。 ちなみに今いけるところ&片道に必要なマイルは以下。 Balikpapan 7500特にプーケット、バリ、「サヨナライツカ」の舞台になったバンコクは行きたい。2月に日本に帰ったら絶対に映画観ます。数年前に文庫本で読んでからファンなのです。 夕食後うたた寝してしまい、全く寝れません…。ちなみに昨日の社長の方とはFacebookでも御友達になり幾度かメッセージ交換しました。侮れませんTwitter。
2010年 02月 10日
Twitter、登録したままほぼ放置だったのですが最近またいじりだしてます。ちなみにリアルで会ったことのある人は、フォローしている400人中ただの一人もいません。ヴァーチャルです。ガチです。
で、今日タイムラインをつらーっと見てたら販売量予測の話(仕事柄そう見えただけで、ヒット商品が生まれる確率という文脈)が出ていたのでつぶやいてみたのです。やりとりは以下。 @以下は宛先なので、赤字になっている部分のコメントが私、青字になっている部分のコメントが相手の方となります。 ![]() ひぇー!そんな方相手に語っている自分が恥ずかしい…。人間のできた方で良かったです。 なぜこんなうっかりが起こるかというと、①気になる人がフォローしている人をまとめてフォローする(興味の対象が被っているに違いないという仮定で)、②つぶやくときはいちいち相手のプロファイルは確認しない…からであります。 しかしこのTwitter、普段ブログで追ってるような憧れの人であっても、結構な率で返信をくださいます。みなさん人間ができているのか、半公半私のTwitterという特殊な環境がそうさせるのか、予想外に面白いツールであります。 Twitter村八分されないレベルで活動を続けようと思う次第です。
2010年 02月 08日
恒例のザガット・サーベイ航空会社顧客満足度ランキング2009年度でもプレミアム・エコノミー両クラスで世界一位に輝いたSQことシンガポール航空。御次は機内にiPod/Phone用の接続端子を設置してくれるようです。
3月1日からという事ですが、関西帰国時には必ず使うキャリアであるため嬉しい限りです。電池気にせず音楽聞けるしね。さすがに無料WiFiの環境はしばらく整わないだろうけど…。 JALの不採算路線の封鎖のタイミングと相まって、利用者には絶妙な宣伝となりましたね。 ***** ビジネスクラスはゆったり快適 シンガポール航空、大阪に新機種 2010.2.5 21:01(産経ニュースより) シンガポール航空は5日、関西国際空港とシンガポールを結ぶ定期路線に3月1日から新型旅客機(エアバスA330型)を導入すると発表した。7日まで大阪市北区のヒルトンプラザイーストで体験イベントを行う。 新型機はビジネスクラス30席、エコノミークラス255席。すべての座席に日本で初めて米アップルのデジタル携帯プレーヤー「iPod」、携帯電話「iPhone」の接続端子を装備し、機内モニターで画像や動画再生を可能にした。 ビジネスクラスは傾斜8度のフラットシートと6方向に調節できるヘッドレストを採用。座席幅は従来機に比べて4センチ広い51センチ、前の座席との間隔も約25センチ広い152・4センチとゆったりとした空間を実現している。 同社は東京、大阪、名古屋、福岡に就航。大阪では1日1便運行している。 ***** ちなみに台湾出張時にはデザートにハーゲンダッツ出てきました。ラッキー。 次の日本出張は2月中なので、この新しいサービスの恩恵には与れなさそうです。 ![]()
2010年 02月 06日
カナダのトーマス・ジェームズ・バーク議員が議会で”Pants on the Ground"を引用した(実際ラップした)そうですね。はは。
ん?なにそれ?って感じの方のためにこの話の要約を。 ***** アメリカには、「アメリカンアイドル」という素人オーディション番組があります。スーザン・ボイルさんをご存じの方は多いかと思いますが、彼女の出世のきっかけになったのは「ブリティッシュゴットタレント」という「アメリカンアイドル」の姉番組であります。ちなみにシンガポールにも「シンガポールアイドル」というものがある。 で、その番組内で御年62歳のラリー・プラットさんが披露して審査員のバカ受けを買ったのがこのラップ"Pants on the Ground"なのであります。放送されるや否や、youtubeでの爆発的アクセスからあれよあれよという間に御隣の国の議員が議会で口ずさんで爆笑をかっさらう程の市民権を得たのであります。 一連の流れを時系列でまとめると。 ・1月13日:アメリカンアイドルにてプラットさん衝撃のデビュートーマス議員の引用に会場が沸いている様子から、登場からたった10日で認知度が臨界点を超えていわゆるみんなが知っている状態になっていることがうかがえます。すさまじいスピードです。見たことない人はとりあえず映像をどうぞ。 ***** で、このケースはヒットするコンテンツの原則論としても、これからのメディアの使い方への示唆としてもなかなか面白そうだったのでちょっと考えてみた。 1. コンテンツ(Pants on the Groundというラップ)に関して 口ずさみたくなる、使いたくなる、手を加えたくなるなど、勝手に伝播するためのカギたくさん。 1.1) 覚えやすく、短い、伝播しやすい形にまとまっている 一回聴いたらネイティブでなくとも口ずさめる感じ。キーのフレーズはもちろん、"Pants on the Ground"で、伝える方もここをしっかり歌えれば達成感があるし、聞く方も基本ここだけ知っていればネタが分かるので楽しい。全体を通してもかなり簡潔にまとまっている。 で、プラットさんはアーティストだなぁと思うんですが、間の取り方やリエゾン(発音時の単語同士のつながり方)、音程の取り方も”こうすべき”というのがかなり明確にあるんです。上のビデオの24-30秒の辺りを見てもらえるとわかるんですが、審査員のサイモンがタイトルを言ったあとで言い直させてる。 そう、彼にとって"どう聞こえて、どんな感情が起こるか"までが作品の一部なのであります。こんな風に、運ばれるメッセージ自体はかなりコンパクト且つフックのあるものになっています。フックに関して以下の二点もさらに重要。 1.2) より大きなオーディエンスを巻き込むテーマ選択 プラットさんは単にズボンをずり下げて歩いていた男性をうっとおしく思っただけのようですが、それが奇しくも親・祖父母の世代からの若者へのディスりとなって、若者へは小さな憤りの炎を、親以上の世代には若者へのいら立ちを腰パンというシンボルを濃き落とすことを通じて代弁してもらった清涼感を与え、両者のオーディエンスを巻き込むことに成功しています。 30-40代のリアルな両親世代がいうと怒りを買うところ、還暦を超えたラッパーが痛快なリズムに乗って伝えるところにも反感を反らす絶妙な"ハズシ"がありますね。 1.3) アイコンとしての"Pants on the Ground"が持つ発展性 タイトル、リリックの内容が、"ひとりよがりなやつをディスる"という明確なコア・メッセージを持っているわけです。一度曲を聴いた人なら、それはタイトルだけで伝わる短縮ダイアルのようなメッセージな訳です。 たとえば、学級委員的なポジションの空気読めないやつが就活で意味なく議論をまとめようとしてたら… 「あいつPants on the Groundじゃね?」みたいな。 たとえば、聞いてもない武勇伝を得意げに語りだす奴がいたら… 「あの人ってPants on the Groundだよねー」みたいな。 本人はクールだと思ってるんだけど、周りの共通認識とのずれが大きいことを皮肉るイディオムになってるわけですね。今回のカナダの議員さんの例はまさにこれ。暗に、自分たちが多数派であることを含めるわけです。こういう受け手が自発的に使っていける発展性があるのは、かなり大事。 今回の場合は、単にそのときホットだったネタを使ってみたというものかなりあると思うけどね。 で、次がメディアの話。 2. マスと個人のメディアの組み合わせの妙に関して マスと個人のいいとこどり、どころかシナジーが生まれている。 2.1) マスと個人の情報発信キャッチボールモデル コンテンツの強みの陰でうまく回ってる部分も大きいですが、テレビ⇒Youtube⇒テレビ⇒Youtube…と、コアとなるPants on the Groundというモチーフがセレブのカヴァー、リミックス、テレビインタビューと何回も違う角度で発展している。この個とマスのキャッチボールのサイクルの中でメッセージが強烈な自己増幅を起こし、そのエネルギーが台風のその周りをも巻き込んだのが今回のケース。 2.2) 力を持つ無償のリソース(個人)の巻き込み方について 今や世界の3人に1人が自身で情報を選び、加工し、再発信する権利権利を持っていることに対する理解が不可欠だなと。話題にしたくなるような、自分で手を加えたくなるような、それでいて普遍的なテーマを内包したコンテンツの提供も大切ですが、それらの個人から出てきたアウトカムをどうマスで再循環させるか。 今回でいえば、セレブのカヴァーをテレビで流す、リミックスをとりあげるなど。 最初は一気にマスでタネをまき、育ったところでそれをどううまくマスに再循環させ、メッセージの自己増幅をつくるか。このシナジーが非常にうまくいったケースではないでしょうか。 こうして後から理屈で考えるのはいんですけど、実際の現場でこのブームを起こそうと思ったらまずはコンテンツの発掘が大変だし、予期できないブームの流れに合わせてプランをぱっぱっと変えていくのも勇気のいることだし、簡単ではなさそうですね。 ***** しかしアメリカはノリの国ですよねー。こういうのを、きっと"面白いから"って理由でやってるうちにブームになって、あれよあれよという間に世界的有名人と有名曲ができちゃうわけです。 General・Larry・Plattの今後の未来に期待です。
2010年 02月 06日
念願叶って。
完全なグローバル共通のオペ―レーションで、待ち番号表示用の電子表示板、中が見える厨房、気の利いたスタッフ、などなどシンガポールととほとんど同じでありました。運悪く小籠包の皮が破れてしまっている場合にも、すばやく出来立てを持ってきてくれます。 違うといえば、小籠包の肉汁が濃いこと(個人的には台湾のものが好きですが、シンガポールのも美味しいと思う。直営店はどこもクオリティーが高そうです)、日本語が通じること、そしてキャラクターグッズが売っていることくらいでしょうか(グッズの売り上げは不明)。 ![]() ![]() ![]() ![]() この店もかなーりメジャーになっているので、「通」っぽい人は台湾には美味しくてもっと安い屋台でも小籠包食べれるのにとかってコメントされてるんですが、日本人慣れしていない現地のお店に切り込んでいくよりも安心を保障された王道が個人的にはベターかと思います。マイナスのリスクがない。もはや旅先で見つけたマックに匹敵する安心感があります。 逆に個人の休暇で来てて、迷ったりちょっとしたトラブルも楽しめる仲間がいて、時間もたっぷりあるときは屋台探索とかも盛り上がるだろうなー。 総本山への巡業も無事終わったので、Din Tai Fungerとして新嘉坡の分家で修行です。 *4-5品+飲み物で一人当たり400元(1,000円くらい)でありました。 _____ 鼎泰豊本店 台北市信義路二段194号 電話番号 (02)2321-8927、(02)2321-8928
2010年 02月 06日
やっと帰国(再来星?)です。
最終日は午後に2時間だけ時間があったので、ホテルのラウンジで軽食とりながらレポートドラフトしてたんですが、何気に頼んだハンバーガーが激ウマでした。写真撮っといてよかった。 ![]() ![]() 食べ物はやっぱり出来立てには敵わないなと。バンズがふっかふかなんですが、ぎゅっと握るとクシュってなるくらい柔らかくて、一つ一つちゃんと焼いてるんだなぁと。 あと、ポテト。衣が厚いんですわ。中のジャガイモに到達するまでにしゃくしゃくってなる外の部分が分厚くてその感触がまたいいです。 ホテル内にベーカリーもあるらしく、バンズはたぶんそこからもらってるんですね。ホテル入って正面にあるラウンジ(Hampton Court Tea Loungeというらしい)なのですぐにわかります。チェーンとかでないのでガポールでは食べれなそうで残念。 _____ Westin Taipei 1F, Hampton Court Tea Lounge 133 Nanking East Road, Section 3 • 台北, Taiwan, Province Of China (886)(2) 8770 6565
2010年 02月 05日
今日は八時半からほとんど12時間仕事で拘束されておりました。目が冴えて寝れないです。明日は朝が若干遅いのが救い…。
で、掲題の件。 ![]() 顧客囲い込みの手段の一つで、言ってしまえば近所のドラッグストアのポイントカードと本質的にはなんら変わりないと思ってください。ただ、宿泊・飲食のサービスが対象になるので金額が大きく、結果的に得られる特典も大きいです。例) 最上級会員は、普通料金で予約して空室があればスウィートにアップグレードなど。ちなみに入会費・年会費ともにタダ。 ヒルトンやハイアットなど、有名どころのホテルグループは大抵この囲い込みカードを発行しているんですが、一部では上級会員を目指すために陸マイラー的に本来必要のない宿泊を繰り返す方もいらっしゃるようです。数あるカードからSpgを選んだ理由は会社の出張で泊まるホテルが入ってるから。それだけ。 ***** で、ノリで入ったため特典がよくわからずホームページを見るもいまいちつかめず。もともと形あるものでない上に、ステータスアップの条件とか、特典の行使の仕方とか、まぁシステムが結構複雑なわけです。もともとホテルカードもってなかったこともあって土地勘もなし。 そこでSpgユーザーの方のブログをざっくり見てたんですがわかりやすい!この手のものに関しては個人発信の情報が概要を掴むのに役立つと改めて実感。 で、理由を考えてみました。 1. 書き方が体験談型になっているので、読みながら追体験できる マニュアルや会社の説明がわかりにくいのは、何も説明自体が悪いからではないと思う。むしろ、簡潔に、要点をしっかりと伝えてくれる。しかし、実は初心者が一番知りたいのはこのそぎ落とされてしまった無駄な部分だったりする。ちょっとしたサービスとして部屋においてあった小物とか、カードはどのタイミングで出すんだとか、会員のアップグレードってどういう風に起こるんだとか。 ブログは大抵日記形式になっているので、写真とともにどんな風に使って、どんな特典を享受して、どんな気持ちだったかというのが時系列で全部わかる。形のないサービスだからこそこういうストーリー形式のコミュニケーションは非常に有効だなと。 2. 視点がサービス提供者ではなくて消費者になっている 例えば他のホテルカードとの比較、特に良い点だけではなくて悪い点、他のサービス(フライトマイレージなど)とのうまい組み合わせ方、あまり詳しく書かれていない上級会員の詳細特典、などなど。主語がSpgではなく、One customerになるだけでサービスの豊かさがこんなにも鮮やかに描かれるのかと。 3. こういったサービスを楽しむことに対して情熱がある 上記のような情報をわかりやすくまとめて相当な頻度で更新するそのパッション!情熱は文面からも伝わってくるので、読んでいて楽しい。 ***** ということで、形の見えづらいサービスや商品に出会ったら公式サイトよりもブログの方が手っ取り早くポイントつかめるよという話でした。 興味ある方は「スターウッドプリファードゲスト」+「口コミ」、「ブログ」などググって見てください。 ちなみに今現在平会員の僕がシルバーになるには、年内に後7回か14泊の宿泊が必要なのだそうです。しばらくは平の年が何年が続くことでしょう。
2010年 02月 04日
出発前は徹夜、ついてからはぎりぎりのスケジュールにもかかわらずイミグレーションが激込みのため一時間かかり、言葉のまったく通じない不認可タクシーっぽいやつ(いらいらしながら長い列に並んでいたら声をかけられた)で道に迷い若干ビハインドだったものの、ぎり滑り込みで仕事は思いのほかうまくいきと本家Din Tai Fungに癒され結構元気に二日目を迎えております。
2010年 01月 31日
もう2月というのにこの青空。
シンガポール植物園&イタリアンCasa Verdeに行ってきました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 第二次世界大戦中には日本人の地理・地層学者である田中館秀三氏が管理責任者に就任し、戦時中にも関わらず植物園への一切の略奪行為を認めなかったそうです。その間、現在のBotanic Gardenは昭南植物園という名前だった。日本人の小さな足跡発見。 そんな70年近くも前の出来事、はやだれも覚えていないのかもしれませんが。 ***** たくさん歩いたのでごはん。超巨大ハンバーガーを楽しみにしてきたのです。 やはり、でかい。 ![]() ![]() 日中なのに植物が多いせいか中は涼しかったです!そして犬多し。日本人の観光客の家族と写真を撮り合ったり、犬連れ家族と戯れたり、午後早く帰宅したもののすごい満足感。連れてきてくれたN夫妻、謝謝! さて、ハンバーガーを制覇したところで、ピザと7:30から11:00までやっているモーニングが人気との情報をゲット。また近いうちに訪れます。 _____ 「Casa Verde」 1 Cluny Road (Visitor Centre) Singapore Botanical Gardens, Singapore 6467 7326
2010年 01月 31日
近所のスーパーに、レシピを選ぶと必要な材料と作り方が印刷される機械がある。
![]() ![]() なぜか。 1. 主婦の方に喜ばれるサービスの基本は、楽しさの提供か負担の軽減 このマシンはどちらにもなれていないと思いました。 たとえば成功している例として思い浮かぶのは、料理のプロセスを楽しくしているのがクックパッド、負担の軽減を提供しているのがコープの食材配達サービス。 スーパーに設置されたレシピマシンは、"料理から逆算した材料とレシピの提供"はしているものの、そのプロセス自体は家で料理本を開くのと変わらない。かといって、特別な付加価値があるわけでもないので、特にプロセス自体も楽しくなっていない。 「冷蔵庫にあまりモノがなく、比較的時間があり、0ベースで新しい料理にチャレンジしてみたいと思っていたけど下調べはしてこなかった。」という、非常に限られた状況下では助けになる気がするが、飛びつきたいほど楽しく、便利な機械ではない。ということで、付加価値自体が中途半端だと思うのであります。 2. スーパーの買い物は多くの主婦にとって早く済ませたいルーティーンの一つ スーパーから見た買い物、主婦視点の買い物、前提が違うと思うのです。 買い物の時間は、結構体力を使うらしい。そもそも、朝ご飯と弁当を作り、洗濯・掃除をこなし、昼は友人とランチ…などと毎日こなすべきタスクが山積みのなかで、スーパーでの買い物をブランドブティックでの買い物のように楽しめる人は少ないのではないかと思うのです。できれば早く済ませたい。 スーパーでの滞在時間を効率的な買い物で減らす工夫は求められているかもしれないが、このような作業工程を増やして滞在時間を増やすような工夫は求められていない気がする。 ***** 勝手な心配と妄想ですが、このマシンの稼働率が低いことが会議で問題になったとして、「メニューに新しさが足りない!」とか、「設置場所のお客様のトラフィックが低いからだ!」とか、はたまた「マシンの操作性が悪い!」とか、不毛な犯人探しにならないことを祈ります。問題はそこではないはずです。 ところで前出のクックパッド、次は買い物を楽しくしたいそうです。 レシピサービスの成功があるので、どんな手を打ってくるのか非常に楽しみですね。
2010年 01月 31日
Run keeperとWeightbotによるダイエット作戦。アトムとビットの共演でございます。
Weightbotの方は初登場ですが、こちらは体重記録するだけの非常にシンプルなアプリ。操作が気持ちいいのであります。音とか、画面のデザインとか、とにかくインターフェースがストレスレス。目標の体重を入力すると、毎日の体重データから近似曲線を出してくれて「この生活のペースだと、いつ頃目標達成できるのか」をグラフで教えてくれます。 詳しくは以下の動画でどうぞ。 さて。6月末までにBMI22.0と宣言したので、経過報告。1月1日~1月31日分。 なお体重は体調そのほかによってもブレるので、始めと終わりの3日間の平均と定義します。 ・体重変動 -0.9kg (-6067kcal相当) ・想定消費カロリーと内訳 1. 食事 -3951kcal (一日当たり-200kcal vs.必要摂取cal) 2. ランニング -2116kcal (27km相当) 3. 筋トレによる基礎代謝増加分 不明 ・来月に向けての指針 1. 目標;ペースアップ 1.1 ランニング消費カロリー目標 -7000kcal (当月比330) 1.2 食事 -7000kcal (当月比177) 2. 目標達成のために変える行動 2.1 ランニングの頻度を上げる 週1.5回⇒4.5回(3倍) 2.2 食習慣のさらなる改善 2.2.1 間食やめる(夜ごはんの前後) 一日当たり-200~300kcal 2.2.2 炭水化物減らす (削減カロリー不明…) 2.2.2.1 お弁当のご飯30%削減(非おムスビ時) 2.2.2.2 夜外食時の白いご飯系半分残す ・まとめ レコードするだけでかなり意識が変わりましたが、今月はほとんど妻の手柄ですね(食事は妻が低カロリーのご飯を意識してくれるため独身時よりもかなり楽であります。謝謝!)。第三週に足をねん挫してなかったらもうちょっといったかも。 まだまだ無駄があるので、(間食とか)工夫して摂取カロリーを減らしたい。筋トレは習慣化したので、来月はランニングを定着させます。 というころで、がんばりまーす。"ダイエット"と"Weightbot"の検索で来られた方は以下もどうぞ。 *参考サイト ・基礎代謝量自動計算 ・嫁に隠れてダイエット「脂肪を1キロ減らす」
2010年 01月 29日
![]() 数年前には、iphone, ブラックカードと並んでリッチな若者のマストアイテムと言われておりました。ちなみにここでいうリッチとは、年収が数千万円とかそういう話でなく、「お父様が上場企業の創業者」とか、「代々続く医者の家系で本人は美容整形で億万長者」とかそういう方々らしい。リアル桁違い…。 話が逸れましたが、このガイドを売ってる店舗自体もあまり多くなく、本体もちっちゃいため見つけるの自体が困難だったんですが発見。試しにシンガポールのを買ったわけです。外装と大きさは以下。 ![]() ![]() ![]() これがなかなか良かったのでポイントをまとめておきます。 1. ガイドブックの基本に立ち返ったコンセプト 1.1) 必要な情報が簡潔に載ってる 絵とか写真一切なし。レストラン、ホテル、サービスアパートメント、など旅のカギとなる場所とお勧め移動手段など基本情報だけ。電話番号と住所、あと皮肉たっぷりの紹介分。全部で二行。でも、これでいいと思います。だって、目的地まで"ガイド"してくれてるわけだし、その先で味やサービスを楽しむのは着いてからすることでしょ。これは編集者への強い信頼の上に成り立ってるわけですが。 毎年ブランド名に胡坐をかいて、内容や構成がほとんど変わらないコンパクト六法みたいな厚さのガイドブックが何冊も出てるわけですが、それらとはかなり違う。「とりあえずここ行っとけ、面白かったから」みたいな、遊びなれた友達に気軽に聞くような使い方を想定してる。 1.2) 持ち運びにいいサイズ・汚れること前提の表面加工 シャツのポケット、パンツのポケットにぴったりサイズ。あと、ウォータープルーフなんです。紙もかなり上質の物を使っていて、なかなか折れない。この二点は、特にどこに書いてあるってわけじゃないんだけど、自分で試して判明しました。持ち運びやすく、タフなので、とりあえず持っとけばなんとかなる。 LUXEのターゲットが「下調べとかするほどじゃないけど、数日間の滞在を楽しく過ごしたい」って層ってのと、発行されてるのが治安や言語(英語)の自由さが担保された都市であるという前提はありつつも、そういう場所に関しては無駄を省くとこうなるという一つの理想形では。 2. 全体のノリがお茶目で洒落ている どうやら出版社がイギリスにあるというのも影響してそうですが。 たとえばイントロの部分を例にとりましょう。ここは、その都市を回る上でのTipsとか国の概要があります。シンガポールではSinglishについて書かれてます。以下抜粋。 These SINGLISH phrases will have you taking like a local...訳すと。 以下のような”シングリッシュを使うと、現地の人が話しているような雰囲気が出ます…19世紀までイギリスの植民地だった歴史とか考えると、笑っていいのか微妙だけどね。ホテルとか紹介する時も全体的にこんなノリです。あと、デザインおされ。 3. 絶妙な店のセレクションと微妙な紹介の仕方 言ったことのあるホテル・お店が二つしかなかったので判断しかねますが、ブログや書籍の評判を見る限りハズレのないガイドブックとして定評があるらしい。 3.1) セレクションについて ①王道、②「よくそんなとこ知ってるな!」という若干パンチの利いた場所、この二つのバランスがよく取れているということみたい。逆に、どちらにも入らない中途半端なお店はリストにない。ちなみにすべてが高級店では決してないです。そういうのはミシュランとかに任せとけ的。 3.2) 紹介文のノリと効能 数少ない知っている掲載店の一つに先日エントリーしたDin Tai Fungの紹介文。 Infamously tasty Taiwanese noodles and dumplings. The local love it and it's a total bloody bun-scrum here at the weekends, so flight for it, Fiona.意訳ですが、訳すと。 名うてのメチャウマ台湾麺&蒸し物の店。現地の人達にファン多し。週末は団子頭の連中(中華系の人が多いため、結えている髪を指しているものと思われる)の群衆であふれかえること間違いなし。これねー、多分悪意とかないと思います。LUXEはロンドンにもあるけど、きっと同じノリで自分たちのこと皮肉ってると思う。…と、彼らに合わせてレンズを逆屈折させて読むと楽しい。 で、少なくともスポンサー広告とか取りながら書いているグルメガイドとかみたいにべた褒めとかなくてこういう書き方なので、お店の個性がしっかり伝わるんです。これはポイント高し。で、さらに副効果。突っ込みを入れられている分、期待値が「ちょっと見といてやろう」レベルにとどまる。結果、あまり良くなかったとしてもがっかりしない。紹介文の皮肉は、優しさなんです。 ということでLUXEから学ぶイケてるガイドブックの原則講座でした。 遊びに来た友人の方々はこのガイドに基づき案内しますのでそのつもりで。
2010年 01月 27日
大胆不敵なシンガポーリアン。愛すべき人たちなんですが、今日はちょっとイラっときました。
中古の安いキーボード探してまして、中古楽器の売買サイトにてS$500という触れ込みのローランドを同僚が捜してきてくれたんです。でもこれは2-3週間前の話。で、今日給料も入ったのでまだあるかなと確認のメールをしたところ、以下の返信が来た。 Hi Tomoaki,・「Thanks!」っていうか、おっしゃってる値段、書かれてたもののほぼ二倍なんですが。 ・しかも「unable」って、あなたは何か巨大な組織の力か何かに、S$900のものをS$500と書いて人を釣ることを強要されているんですか? ・「I'm trying to edit...」って、編集しようと思ってたんだけど、あなたがタイミング悪くメールしてきたからさぁ…みたいな?ごめんなさいね。空気読めなくて。 ・というかそもそも、数か月売れてないのに値段を上げるって、どんなマーケティングセンスだよ。 どこかに激安キーボード売ってないかな…。地道に探します。しょぼん。 *手紙意訳(適当です) やぁ、ともあき,交渉決裂じゃー!!
2010年 01月 26日
ディンタイフォン(Din Tai Fung)の小籠包が大好きで、すきあらば夫婦で食べに来てます。いつも昼時は長蛇の列。実は1993年にNew York Timesで世界のレストラン10選に選ばれたこともある有名店。知りませんでした。
![]() ・成功の秘訣を尋ねられ「私の理念は簡単。利益よりも品質が全てということです」 ・すでに世界展開していたDin Tai Fungだが、うまさの秘訣を尋ねられ「勘です」 ・お客に不快な思いをさせないため、従業員は網の目のように配置される ・出来立ての料理を出すため、作り置きはしない。そのため、調理場はすごいことに… *上の写真を参照いただきたい。こんな調理場が一店舗に数ヶ所(Orchard店) ・「誇りを持って働けるように」と、従業員はすべて正社員、給与は同業他社の二倍 給与云々の話は本店台湾の事なので、シンガポール店については不明ですが、うまい小籠包食わしてやるぜ!っていう心意気が伝わってきますね。ホームページにはディンタイフォンの信念というページがあり、哲学が明確に記されてます。 素敵だなと思うところは、それらの信念を自己満足で終わらせていないこと。 1. ストレスフリー待ち時間 うちの妻は"かなり"せっかちなんですが、ここの店ではぱっと見どんなに込んでても不機嫌な顔せずに待ちます。なぜか。カウンターに行って注文書とメニューをもらって何食べるか考えながら、番号を呼ばれる(表示される)まで待てばいいと分かっているから。これは、ちょっと気の利いたバイトがカフェでやってる感じのサービスじゃなくて、システムになってるんです。 網の目のように配置された店員さんがインカムつけて連携取ってるので、早くて無駄がない。腰かけるとこもある。調理場が見えるのでサボってるわけじゃないことも分かる。だから、イライラせずに待てる。 2. 接客 荷物を持ってると必ず荷物かごくれます。茶のみが空だとすぐに入れてくれます。作りたての熱々の料理が来ます。すごいのはこれらのオペレーション全部中国語でされるのに全然不快じゃない。なぜか。こちらがしてほしいことを無駄なくスピーディにしてくれているだけなので、YesとThank youだけ言ってればいいから。 3. 調理場丸見え 調理人は何人いるんだって感じなんですが、それが分かるように店舗のセンターにガラス張りの調理場があるんです。水槽で鯉が泳いでるとか、花が飾ってあるとかじゃなくて、料理人が小籠包を作ってるんです。レジからも見えるし、テーブルからも見えるし、待ってる所からも見える。これが、「うちの売りは味!」って強烈なメッセージなんですね。 中華料理の店は、人数が少ないと全てのオーダーに対して出来立てをタイムリーに提供するのが難しいため、作り置きや冷凍のものを部分的に使うこともあるそうな。でもここは全部作りたて。男たちが無言で可愛い小籠包を粛々と作ってるんです。 裏側も見せちゃうことで感情移入を促し、パフォーマンスの満足度を上げるという点でかくし芸(新春かくし芸大会ね。堺まちゃあきとかの)と似てる。 まとめると、起業するのであればもちろん「哲学」「理念」みたいなものは絶対必要だと思うんですが、それをお客にきちんと伝える努力。「表現する努力」を怠らないことも大事だと教えてくれる店です。 おまけフォト小籠包。 ![]()
2010年 01月 24日
昨日行ってきました。スタイルは若干違えど、温かい素敵な披露宴でした。
ちなみに同じフロアにいる同僚たちは多国籍(インド人、オーストラリア人、日本人など)なので、数日前から「何を着ていったらいいんだ」「お祝いに何か持っていたほうがいいのか」と、わさわさしてました。 準備と式の様子についてまとめ。 1. 事前準備について 持っていくものはご祝儀のみ。プレゼントはとくにいらない様子。メッセージカードとペンも受け付けに用意してあり、到着したら各自記入。 1-1) ご祝儀について 1-1-i> 金額 ご祝儀の金額は、8にちなむものがいいらしい(中国では蓄財を意味)。本国では、800元(日本円で15,000円相当)が相場とか。シンガポールドルなのでS$88包みました。S$100とかでも失礼ではないらしい。というか、持ってきてない人もいた気がする。受付に箱があり、そこに入れるんだけど、雰囲気的にはカンパに近いかも。 1-1-ii> 入れ物 ご祝儀袋に入れていった。"Red pocket"と言って赤い入れ物に入れていくのが通例らしい。文房具屋に赤がなく、仕方なく金色の袋に入れていったんだけど、行きのタクシーで運転手さんに「金はやめろ、赤にしろ」と言われ変更。なぜか常に赤い袋を持ち歩いているらしく、一緒にいった三人ともでもらう。 ちなみにこの袋、後でタクシー会社の名前が"Happy new year"みたいなメッセージとともに書かれていることが判明したけど後の祭り。 1-2) 開始時間 7時半開始という話だったが、8時半回ったくらいに新郎新婦の入場と料理のサーブが始まる。どうも、時間通りにいくと「料理目当てで来た人」と捉えられることを恐れるらしく、みんな集合が遅い。でも、相場は30-60分遅れくらいらしく、本来の開始時間から一時間経つと始まるというメカニズムらしい。 1-3) 服装について 自由。相当自由。当日見かけた服装(男性)を列挙してみると…ジーンズ+Tシャツにベスト、黒スラックス+白Tシャツの上に黒ジャケット、スーツ、こじゃれたスーツ、ビジネスカジュアル…とまぁ、相当いろいろでした。情勢は日本の披露宴と変わらず。派手すぎないワンピースとか、きれい目の恰好が目立ちました。 色に関しては"黒や白は縁起が悪いから避けるように"など、いろんな情報が交錯しましたがリアリティーとしてはみんな好きなもの着てきていて、それが特に問題になっている様子もなかったです。会社の同僚および先輩の恰好はこんな感じです。 ![]() ![]() では次に式の様子。 2. 披露宴の様子 大体100-150人くらいの参列者だったと思われます。日本のような格式ばった挨拶などはなく、友人が司会進行をしてくれて、合間にはピアノ生演奏をバックに歌が延々流れている。最後にはもちろん新郎新婦の挨拶があります。ご両親の挨拶などはなし。 解散時間も特に決まっておらず、各々思い思いの時間に解散する感じ。全体として、8時半に始まって8割がた散ったのが11時くらい。僕は披露宴だけで失礼させていただきました。では以下時系列で。 2-1) 集合~式開始まで 一時間半くらいだらだらしてました。披露宴会場の横のボールルームでお酒を飲みながら待ちます。受付は一応ありますが、参加のチェックはかなり甘い。自分のテーブル番号を確認して、ご祝儀を渡して、だらだら。こんな様子です。 ![]() 2-2) 新郎新婦入場~乾杯まで 司会者が取り仕切ってくれます。言語は英語プラス中国語。式の前の事前撮影会のDVDが流れます。料理とお酒で楽しく時間はすぎる。以下、料理の写真たち。前菜の中に入っているぱりぱりの鶏の皮が赤ワインと最高に合いました。全体的に日本人も好きな味だと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() 2-3) 乾杯 シャンパンを開けて、タワーに注いだ後に乾杯。なにか掛け声(長くて中国語なので不明)があった後で「せい!」みたいなことを言って二人で腕をクロスさせて乾杯。これを三回(!)やります。「せい!」の前の掛け声が長く続くほど、二人の幸せな結婚生活も長く続くことを意味するので縁起がいいとか。 ![]() 2-4) DVD上映(詳細Version) 最初に上映されてたものより随分細かく、さらにアニメーションも入っていてすごくかわいい。新郎の片思いから、新婦が新郎に惹かれていって付き合い、プロポーズに至るまでの経過が描かれてました。やっぱりちょっとSキャラだったんだーと、個人的な発見…。 2-5) 歓談~新郎新婦による最後のあいさつ 新婦の元彼に対するコメント。 「ワーカホリックで忙しすぎで、別れてしまったことを残念に思います。」 「でも、今こうしてあなたと結婚できて幸せです。ありがとう。」 ex-boyfriendの下りはちょっとびっくりしましたが、仲直りできてよかったねという話でした。ちょっといい話。 3. こぼれ話 3-1) 婚前撮影会 写真集を作るらしい。オプショナルではなくMUSTなんだとか。20-30万位っていってたかなぁ…。海辺に行ったり、教会に行ったり、週末は忙しそうでした。 3-2) 日本のPOPS人気 生演奏の曲にはチャゲアス、アンジェラアキなど。DVDのイントロではサンボマスターの「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」のオルゴールヴァージョンが使われてました。テレビドラマから火がつくのかも。もちろん言語は中国語でしたけど。 初の外国人同僚の結婚式でしたが、同じアジア圏ということもあってものすごーく自然になじめました。 お二人とも、末長くお幸せに!
2010年 01月 21日
僕は基本「褒めない方が人は育つ」と思っている人です。
人間は社会的な動物なので、人に認められたいとか、尊敬されたいとか、勝ちたいとか、褒められたいとか、常に考えてしまう生き物ですが、だからこそ敢えてそれを安易に与えるまたは求めることは長期的な成長にはつながらないなと思います。 幾つか思うポイントをば。 1. 人間は、好きなことしか頑張れない 嫌いなことでも褒められれば短期的には頑張れるかもしれませんが、自分が心から好きになれない分野で一流と言われるレベルまでいくことは非常に難しいと思います。一流という言い方が曖昧かもしれませんが、人から秀でるレベルになるにはある程度の習熟度が必須なわけで、長時間その事柄と向き合う必要があるわけです。 ある分野で認められている人がいるとして、その人がその事柄を愛していないわけがない。ちなみに好き=楽では決してないです。2番目のポイントともリンクしますが、好きなほど自分の期待値が周りの期待値を超えるので傍目にはストイックに見えるはず。周りからみたらむしろ辛そうかも。 なので、人に褒められようがけなされようが、結局自分の才能を一番伸ばせるのは本人が楽しくできることであって、それは必ずしもまわりから「すごーい!」といわれることではない。褒められることのみが目的で頑張っていることでは、人より抜きんでた結果は期待できないど思う。 2. 適切に成長するには、適切なフィードバックが必要 自己認識としての成長レベルと、周りの認識がずれていて、しかも自分の方が厳しい基準を持っている場合は特に悲劇。自分的には納得できてないのに、褒められることで十分な成長を遂げたと勘違いしてしまう可能性があるから。本当はもう一段高い階段を上がれたかもしれないのに、「まぁいっか」となってしまうわけです。がんばるのって大変だからね。 褒めることって、タイミングによっては中途半端な満足を与えるという意味で毒にも成りうる。そういう意味で、自分を成長させようと考えたときに適切なタイミングで、適切なフィードバックをくれる環境というのはマストだと思います。塾しかり、習い事教室しかり、会社しかり。 3. 自分が本当に欲しいものは、自分にしか分からない 究極のポイントなんですが、周りの声を気にすればするほど、「また褒めてほしい」と思えば思うほど、本当に自分が欲していることからは遠くなっていくわけです。で、心が満たされずに乾いてしまうので、その渇きをいやすために短略的に周りの承認を求めてしまう。で、渇きがいやされないからさらに頑張ってしまうわけです。 ともすれば、器用な人ほどこの罠にはまりやすい。勉強もできる、スポーツもできる、人望もあるから生徒会長なんかもやっちゃう。みんなから「すごいねー」って言われるんだけど、そこで成長が止まってしまう。周りからのフィードバックは成長のための手段だったはずなのに、いつのまにか認められることそのものが目的になってしまっているから。 こういう賞賛が、才能の芽を摘むこともあるかもしれません。 悪意のない毒入り饅頭は、丁重にお断りしましょう!
2010年 01月 21日
センター試験が終わりましたね。8年前が懐かしい。
このブログの読者の方の中には受験生はいないと思うので、あくまでネタとして。 <大学の入学偏差値と平均年収の関係> ![]() 勉強の頑張りはお金である程度返ってくるんですね。 個人的な見解としては難関大学に入学する学力そのものよりも、成功体験とブランド力を後ろ盾にした自信が就活や転職活動での積極性をドライブした結果年収に結びついていると思う。r^2=0.48をどう読むか…ですね。 ノンブランド校出身者のつぶやきでした。 *参考資料 「PRESIDENT 2008/10/13号」p.68より **2008年度新社会人のうち6万8285人の卒業大学641大学の入学偏差値と入社企業の平均年収を調査。グラフは年収ランクトップ50の大学のデータより管理人作成。
2010年 01月 18日
昼寝しすぎて寝れない。昨日やっとIKEAで激安本棚ゲット。
![]() ![]() 寝ます。
2010年 01月 17日
The Ritz-Carlton Residences Singaporeができるらしい。ランニングの途中に発見。
![]() すると、創業者のセザール・リッツさんはなかなかの苦労人ということが判明した。 <青年期> ・電気も水道もない辺境に地に15年過ごす ・15歳の時にホテリエを目指すも、「才能ないよ」と雇用主に言われる ・あきらめられずに17歳で再々チャンレンジし職を得るも普仏戦争の暗雲立ち込め仕事頓挫 <壮年期> ・37歳でセレブと逆玉婚するも自分との生い立ちの差に苦しむ(苦悩は死ぬまで続く) ・コンプレックスを吹き飛ばすかのように仕事に邁進 ・リッツブランドがうまくいき世界展開もくろむも共同経営者がスキャンダルリークし頓挫(解雇) <熟年期> ・友人エドワード7世の戴冠式の全企画を任されるもエドワード7世の病気により延期 ・ショックで精神を病み幻想を見始め、回復の兆しが見られないため役員を外される(再び解雇) ・64歳で療養所に入り、息を引取るまで狂気の中巨大ホテルのデザイン画を描き続けた 一番心が安らかだったのは、療養所生活かもしれないと思った。死ぬ間際まで好きな仕事のことを考えていたセザールの死に顔は安らかだったに違いない。今世界中に展開するホテルの幾つかの中に、晩年のデザイン画に似た建物はあるんだろうか。 蛇足だが、セザールさんの死からリッツブランドは3回ほど買収および資本注入されており、現在世界展開している「リッツ・カールトン」ブランドのホテルはは1983年から本格始動したもの。1998年に大手ホテルグループのマリオット・インターナショナルの傘下に入るものの、ブランドの特異性からオペレーションは分けられてるとか。 セザールさんが建てた現存する元祖「リッツ・ホテル」@マドリード・ロンドン・パリは、現在マリオットとは提携ホテルという関係らしく、経営自体は独自に行われているらしい。泊ってみたいね。 *参考サイト ・Wikipedia
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